先ほど、消防団が解散となり帰宅して記事を書いております。
消防団では地域の巡回を行い、飛来物の撤去作業と堤防への
土嚢積み作業を行いました。
樹木が倒壊していたり、破けたビニールハウスの被覆が道路の
通行を邪魔していたりしました。
当園の仮設トイレも一部飛んでしまい、道路へ横たわってしまい
ました。
中身が入っていなくて何よりです。
涸沼にあるひぬま苑付近の堤防が波で浸食されてしまい決壊の
恐れがあったため、県の土木事務所の要請で土嚢積みを行いました。
涸沼の機場水門の両側であり、より浸食が深刻な片側へ土嚢を500個用意しての設置です。 手で運べる小さな土嚢ですので、強い波で流されてしまうこともあるそうなので、今後大きな土嚢を設置するそうです。
今晩持ちこたえてくれる事を祈るしかありません。
当園の状況
【土耕ハウス】
定植が終了した市場出荷用の土耕ハウス。
側面の巻上げが外れてしまい、3連棟のうち1棟の被覆が
飛ばされてしまいました。
3連棟全ての南側入り口の妻面が強風で押されて、パイプが
曲がってしまいました。
強風の後に雨が強く降らなかったおかげで、定植済みの
イチゴの株までは浸水しておりません。
しかし、ベットの肩近くまで水が溜まってしまいました。
水が引いた後、ベットが崩れないでいて欲しい。
株まで水に浸からなかったのが幸いです。
【イチゴ狩りハウス】
定植はまだ行っておりません。
ハウス東側の裾の被覆が破けてしまい、そこから入った風がハウス西側谷の巻上げを持ち上げて、谷の樋とハウスアーチのパイプが外れてしまいました。
気付いて対処するのが遅れたら、被覆を剥がされるかもしくは剥がされずにハウスが潰れてしまうところでした。
気付いた後の対処は、まずハウス東側の裾を応急処置し、ハウスの排気ファン(φ1200mmくらい)を作動させて強制排気させます。
その後、西側谷の巻上げを取付けて、梁から外れてしまったアーチと樋を紐でくくり付けつけました。
この作業に2時間。
谷の上での作業時に何度も強風に煽られて、谷の樋ごと持ち上げられて浮いて落ちそうにもなってしまいました。
ハウス被覆をカッターで破ろうか大変悩みました。
風が弱まる見込みがあれば、ハウス修理した方が良いでしょうし、風が弱まらないのであれば、被害がハウスのパイプまで及ぶ前に被覆のみの最小限で抑える為に、被覆をカッターで切り裂いて撤去する必要があります。 難しい判断です。
【育苗ハウス】
前回の強風時に破かれてその後補修した所の隣が破かれてしまいました。
ちょうどこれからイチゴ狩りハウスに定植するイチゴ苗の上部。
破かれた後の雨が多くなかったことが幸いで、雨に強く叩かれることはありませんでした。
でも、補修した所の隣が破かれてしまったので、とても悔しい思いです。
消防団での待機中に途中抜けさせてもらっての作業でした。
災害続きで気が滅入ってしまいますが、亘理の太田さんなど
何も無くなってしまって0からの再建を頑張っている方々も
居るんですもの、私が泣き言を言ってる事では無いと思い、
頑張っておいしいイチゴ、楽しいいちご狩りが提供できるよう
準備に邁進します。
心配して下さってメールを頂戴した方々ありがとうございます。
私どもは元気に前向きに生きています。
明日からは、イチゴ狩りハウスへの定植前にまずはハウスの
補修に取りかかります。
今日の作業で筋肉痛になっていそう。。。