イチゴとは別のハウスにてミニトマトを15aほど栽培しています。
ミニトマトのハウスはイチゴの高設ほど被害を受けずに済みました。
現在はミニトマト収穫の最盛期に入っています。
旬のミニトマトを使ってジャムも作り始めました。
製作には試行錯誤がありました。
トマトの主張が出過ぎると、トマトソースやケチャップを連想させる
味になってしまい、求めるフルーティーな味には遠くなってしまいます。
そこで、様々な果実と組み合わせて試作を重ね、求める味、夏のさわやかさ
を連想させる味に達する事が出来たと思います。
トマトとカシスの出会い。
ミニトマトはトマトに比べてペクチンの含量が少ないため、煮込まないと
なかなかゲル化しません。
煮込めばゲル化し、とろっとしたジャムになりますが、煮込む過程で
風味が損なわれてしまいます。
イチゴジャムを作る時でもそうですが、熱伝導率が良い銅鍋を使って
さささっと仕上げる必要があります。 煮込む時間は鍋に加工物を
投入する量によりまちまちですが、ジャムを作るイメージでよくある
「ぐつぐつ丹念に煮込む」ということはしません。
おいしい風味をしっかり閉じ込めたミニトマトジャム。
6月29日、東京の六本木ヒルズにて開催される、
被災地支援“大”物産展『食と職のふれあいフェア』
こちらのイベントに当園も参加させて頂きまして、
ミニトマトと新作のミニトマトジャムを販売いたします。
試食もご用意する予定ですので、お越しいただける方は
ぜひとも大洗町のブースへお立ち寄り下さい。
当園の目印は上に貼付けたパンフレット画像に似たのぼりを
掲げていますので、トマト色ののぼりを目印にお越し下さい。
お待ちしております。