イチゴの花を受粉させるためには、ミツバチの力を借りなければ
なりません。 綿の耳かきでも出来なくはないのですが、作業が
品雑になってしまいます。
一度受粉させた花を再度いじると、奇形果にもなりやすいですし。
そのため、イチゴにはみつばちであって、マルハナバチではないのです。
前述ですが、今回は近所のイチゴ農家が取引をしている養蜂業者から
借り受けることを選びました。
養蜂業者から借り受ける以外にも、
みつばちを購入するという選択肢
もあります(以下買い蜂)。
どちらのみつばちが良いのか分かりかね、販売元に問い合わせても
はっきりと自社の製品(?蜂)を進めてきません。 自信が無いのか
及び腰であり、購入するのに躊躇しました。
かといって養蜂業者のみつばち(以下借り蜂)が優れて良いのかというと、そういった
ことは一切言わず、入っているみつばちの数も不確かです。
「これまで他の農家がこうだったから・・・」とうことで、私の中で
何か釈然としませんでした。
私の中で判断に迷う理由が3つあります。
1、価格
2、品質
3、保証
買い蜂(約6,200引匹) 借り蜂(約3,000X2箱)
価格 約19,000- 約44,000-
使用可能時期 5-6ヶ月(不明) 3月末まで(それ以降は延滞金発生)
品質 向上を謳っている 良好(近隣農家で問題無し)
手間 砂糖水の給餌 ほぼ無し(巡回して給餌)
保証 無し(発送保証のみ?) 脱走や全滅の時は交換可
(ただし常識の範囲内で)
買い蜂に比べて借り蜂は価格が倍位します。
しかし、手間や保証を考えると割安なのでしょうか?
買い蜂であっても、上手に管理すれば11月から6月まで問題なく生存して
働いてくれる様です。 さらに管理が上達すれば、郡が別な場所に作った
巣を見つけ出し、翌年利用することも可能だそうです。
(その時は蜂の利用に関する登録が必要だそうですが。詳しくは分かりません。)
みつばちに私がなれる為にも、今年は借り蜂を利用しようと考えました。
今後イチゴ栽培の面積を拡大して行く中で、買い蜂へと移行して行こうと
思います。 (ただし、養蜂業者は借り蜂と買い蜂が同一ハウス内で生活
することを嫌います。 それはみつばちに寄生する病気の関係だそうです)
技術等に自信がある養蜂業者(農家)と出会えればそれが一番だと思います。
単なる頑固ではなく、技術・経験に裏付けされた論理的な方おりませんか?